壁面緑化には様々な施工法がある!植物も多種多様!

建築に詳しくない人でも、一度は「壁面緑化」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これはその名称の通り、建物等の外壁面を植物で覆って緑化していく、土木建築における施工法の1つを指します。ただし一口に壁面緑化の施工法といっても、様々なタイプがあります。その中でも特に普及しているのが、登はん型と呼ばれるもの。これは建物の外壁にあらかじめワイヤーやネットを設置しておき、壁際に植えた植物を成長させて、結果的に全体を覆う状態に導く施工法。この他にも外壁の上部にプランターを設置し、そこへ植えた植物を上から下へ成長させる下垂型や、あらかじめ複数のパネルに植物を育てておき、そのパネルを外壁へはめ込んでいくユニット型など、様々な施工法の中から個々の建物や周辺環境に合わせて選ぶことが可能です。同時に壁面緑化の植物にも、多種多様なものが使用されています。そのうち最もオーソドックスなのが、ヘデラ・ヘリックスやヘデラ・カナリエンシスといった、ツル科の植物です。これらは外壁の環境に適応する能力が高いことに加え、成長スピードも速いため、あらゆる建物に採用される壁面緑化には、最適な植物で知られます。

壁面緑化にはこんなメリットがある!

壁面緑化をするからには、もちろんそれなりのメリットがあります。特に注目したいのが、省エネルギー効果を含めた環境面。壁面緑化には断熱保温効果があると言われ、外部環境に合わせながら室内の温度を一定にする作用が働くため、冷暖房の稼働時間も短く済ませることが可能です。また壁面を植物で覆うことで、大気中の二酸化炭素を吸収すると同時に、新鮮な酸素も放出。結果的には都市部の空気浄化やヒートアイランド現象の抑止にも貢献します。

壁面緑化で一般的に採用されている種類は、登はん型です。植物が壁を覆うように成長していきます。その他にも、壁の上部にプランターを設置して、植物を下に垂らしていく下垂型もあります。